当医院での小児の歯科治療の進め方について
2019.11.01
大人でも嫌がる歯科医院ですから、子供が歯科医院(歯医者)を嫌がるのは当然のことです。
ご家庭でまず歯みがきを
ご家庭でお口をあけられる子は、歯医者に来てもお口をあけてくれます。
しかし、一番リラックスしているはずのご家庭で歯みがきができない子が、
歯医者に来て初めて会う知らない人に「口をあけて~」と言われて、
うまくできることはごく稀です。
まずは、ご自宅にて歯ブラシを持って笑顔でお子さんを追いかけてください。- 慣れてから
治療を始めるのは、まずはお子さんが歯科医院に慣れてから。
使う器具(鏡やピンセットなど)を見たり、自分でさわってみたり…
その次に、実際に歯ブラシをしたり、フッ素を塗ったりして、
大丈夫かなというところで治療に入ります
(この段階がクリアできない子は、まだ治療は難しいと思います)。
嫌がるお子さんを無理におさえて治療することは、長い目で見た場合良くないと考えます。
その時はできなくても、何ヶ月かすると急にできるようになります。
子供の成長は早いですので、あせらずゆっくり見守っていただきたいと思います。
当医院では、どうしても急を要する治療の場合を除き、
まずは歯科医院あるいは歯科治療の雰囲気に慣れてもらうことから始めます。