矯正治療に伴う一般的なリスクについて
2021.02.19
矯正治療は、装置をつけて歯を動かす治療ですので、
世界どこの国で矯正治療を受けても、一般的に以下のようなリスク
が伴います。
当院では日本矯正歯科学会の認定医が診療を行っておりますので、学会の
ガイドラインに基づき、患者様に適正な情報を提供しております。
このような適正な情報を提供していない、あるいは説明していない
医療機関での矯正治療は、注意が必要です!
-
歯の動き方は、人それぞれ違いますので、治療予想期間より
早まったり、延長したりすることもあります。 -
矯正装置が口の中に入りますと、慣れるまでの間(数日~1週間
くらい)違和感を感じたり、痛みを感じることがあります。
当院では、装置が入る時には注意事項や対処方法をご説明いたします
ので、ご安心ください。 -
ワイヤー等取り外しができない装置を使用する場合は、歯みがき等
口のケアを丁寧に行いませんと、虫歯や歯周病になりやすくなり
ますので、注意しましょう。
当院では、装置が入る時に、効率良く清掃できる口のケア用品や清掃方法
について丁寧にご説明いたします。
また、定期的な口の清掃も行っております。 -
歯を動かすことにより、歯の根が吸収して少し短くなったり、
歯グキがやせたりすることがあります。
当院では、可能性が高い症例の場合は、事前にご説明いたします。 -
動かした歯は、矯正装置を外して放っておくと、元の位置に
戻ろうとする習性(後戻り)があります。
その後戻りを防ぐための装置を「保定装置」と言います。
当院では、矯正治療によって獲得した、綺麗な歯並びとかみ合わせの安定
を長く維持できるように、保定装置を使用していただいております。