診療案内 矯正歯科

矯正歯科治療について

歯並びで悩んだことはありませんか?

上の図のような歯並びをそのままにしておくとどうなるでしょうか?

一般的に以下のようになります。

  1. 食べ物をよくかむ事ができないので、消化吸収機能が低下し健康を害する
  2. 歯磨きがしづらく、虫歯になりやすくなる
  3. 歯ぐきが炎症を起こしやすく、歯周炎にかかりやすくなる
  4. 虫歯や歯周炎により、口臭(お口の中が臭い)の原因となりやすい
  5. 正しい発音がしづらい
  6. 見た目が悪く、対人印象が悪くなりやすい
  7. 口元が気になるので、堂々と笑いにくい
  8. 顎が曲がって成長したり、成長に悪影響を及ぼすことがある
  9. 肩こりや頭痛の原因になる

上記のような歯並びが悪いことにより起こるうる問題を改善し
健康な噛み合わせや美しい歯並び,明るい笑顔を作り出すというのが矯正治療です。

私達はそのお手伝いをさせていただきます。

 

目標は、健康な噛み合わせ,美しい歯並び,

素敵な笑顔です♪

 

 

 

歯並びはどうして悪くなるの?

  1. 遺伝
    お父様やお母様と顔が似るのと同じように、歯の大きさや顎の形なども
    遺伝することがわかっています。遺伝しやすい具体的な歯並びとしては、
    歯が重なる、出っ歯、受け口などがあります。
  2. かたいものを噛まない食事
    食生活の欧米化に伴い、やわらかい食べ物(パン、ハンバーグ、
    スパゲッティなど)を主食とするお子様が増えています。
    やわらかいものばかり食べていると、よく噛む必要がないため、
    顎が大きく発達しにくくなります。
    色々な食べ物をバランスよく噛んで摂取することが大切です。
  3. 乳歯(子供の歯)のムシ歯
    大きなムシ歯をそのままにしたり、抜けた歯をそのままにしていると、
    後から生えてくる永久歯(大人の歯)が斜めに生えたり、
    本来と違う位置から生えてくることがあります。
  4. 癖など
    大きくなっても指をしゃぶる、頬杖をつく、唇や爪を噛む、鼻が悪いので
    いつも口で呼吸をしているなど…。これらの何気ない癖も顎や歯並びを悪くする
    原因として関係しやすいとがわかっています。
  5. もともと(生まれつき)歯の本数が足りない、あるいは歯の形が異なるなど

矯正治療はいつ頃始めたらいいの?

人によって歯並びや歯の生えかわりは異なりますので、当然始める時期も異なって
きますが、一般的に子供の患者様では6歳前後からが多いです。
また、成人の患者様に関しては、年齢の制限は特にありません。

早期に治療を開始したほうが、歯は移動しやすく成長のコントロールもしやすいため、永久歯(大人の歯)を
抜歯する必要もなくなり、治療期間も短く治療結果も良くなります。
ここぞ!というタイミングを逃さずに治療を行っていただきたいです。

治療期間は?

歯を動かす期間は、年齢や歯並びの状態や生活スタイルにより異なりますが、
全体の歯並びを治療するのに約1年半~2年です。
部分的な歯並びを治療するのに数ヶ月です。

歯を抜いたりするの?

せっかく神様から授かった大切な歯ですので可能な限り非抜歯(歯を抜かない)
矯正治療を目指していきます。
特に子供の矯正治療は、将来大人の歯が生える隙間を作り正常な成長を促していくのが
メインの治療となりますので、とても重要な位置を占めます。
大人の矯正治療では、噛む支えとなる歯をなるべく残せるように顎を広げ、
健康な歯を抜かない治療を目指します。

当医院で矯正治療した場合のメリット

  1. ご契約したところの歯並びは綺麗に治します。
  2. 多くの患者様にお気軽にご相談していただけるよう、
    矯正相談料は無料にしております。
  3. 特別な場合を除き、矯正治療に関しては最初に決定した金額以上の料金は
    かかりません(トータルフィー制度)。
  4. 世間の歯科医院の多くは、『矯正治療の看板を掲げていても、
    月に1、2回矯正の先生がアルバイトで来ている診療』ですが、当医院では、
    矯正の認定医が常勤である為、
    何かがあった場合でも安心して通院していただけます。
  5. 矯正治療中は、虫歯や歯周病などの有無を毎回確認いたします。
    口の中で何か異変があった場合には、当院にてすぐに治療いたします。
    ご安心ください。
  6. ご家族で矯正治療を考えられている方のために、お二人目から
    矯正治療費に割引制度を導入させていただきます。
  7. 目立たない矯正治療(マウスピース)や歯の裏側からの
    矯正治療も行っております。

当医院での矯正治療の進め方について

第1回目:ご相談(約30分)

まず患者様にとって一番気になっていらっしゃるところ、矯正治療に関する心配や疑問点、
希望などについてお話を伺います。
お口の中の状態を拝見した上で、矯正治療についての概要、
治療開始のタイミングなどについて、わかりやすく丁寧にアドバイスさせていただきます。

第2回目:検査(約40分)

どうして悪くなったのか、どこがどのように問題があるのか、
どうしたら良くなるのかを知るために詳しい検査をします。
お口やお顔の写真撮影・型取り・X線撮影などを行います。

第3回目:診断(約40分)

検査の結果をもとに、現在の状態と今後の展望、治療方針、
治療費用などを分かりやすく詳細に説明させていただきます。

第4回目以降:動的治療(歯を動かす治療)開始

診断を行い、患者様との同意を得たのち、
動的治療(実際に歯を動かし始める治療)を開始することになります。
約1ヶ月に1回の治療になります。
歯のお掃除が心配な方は、矯正治療と並行して、歯磨きの指導や
歯のクリーニングも行います。

矯正治療終了後に保定治療(移動させた歯がもとに戻るのを防ぐ)の開始

いよいよ装置をはずします。
動かした歯は、放っておくと元の位置に戻ろうとする習性(後戻り)があります。
その後戻りを防ぐ事を「保定」と言います。
保定するための装置(リテーナーという装置)を使用していただき、綺麗な歯並びと
かみ合わせの安定をはかる事が大切です。
来院回数は数ヶ月に1回となります。
同じ治療を2度としなくてよいよう、しっかり後戻りを防ぎましょう!

矯正治療の種類について

 

色々な矯正の装置がありますが、それぞれの患者様に適した装置をご提案いたします。

 

矯正装置は慣れるまで違和感を感じたりすることもあります。
当院では、スタッフのほとんどが矯正治療経験者ですので、何かわからないことや
困ったことがありましたら、いつでもご相談ください。

 

矯正装置が口の中に入りますと、歯みがきなど口のケアには、少し工夫が必要になります。

取り外しできる装置を使用する場合は、いつも通りご飯を食べたり、歯みがきを
することができますが、
ワイヤー等取り外しができない装置を使用する場合は、歯みがきやお口のケアを
丁寧に行いませんと、虫歯や歯周病になりやすくなりますので注意しましょう!

 

子供矯正治療(小学生~中学校1年生くらいまでが対象)

乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)に交換する間の矯正治療で、主に上顎と下顎の
関係の改善や大人の歯が出てくるための隙間作りを行います。

子供の成長期を有効に利用することができる唯一の矯正治療です。

↑床矯正装置という取り外しのできる装置

成人矯正治療(中学校後期~成人までが対象)

永久歯(大人の歯)が正常にかみ合うようにするための矯正治療です。
一般的な治療期間は約1年半~2年で、主にワイヤーやマウスピースを
使用した治療を行います。

↑ほとんど目立たないマウスピースの矯正装置

↑歯の表側のワイヤー装置

歯の裏側の矯正治療(舌側矯正)

歯の裏側に矯正装置をつける、前から見えない治療です。
人目が気になる方や矯正装置が目立つと困る方におすすめです。

↑歯の裏側につける見えない矯正装置

部分的な矯正治療

歯、数本のみの部分的な矯正治療です。前歯1、2本だけを治したい時などにおすすめです。

矯正治療の料金(税別)

相談料
無料
検査・診断料
¥35,000(相談日に申し込みの場合は割引あり)
子供矯正
¥100,000~¥350,000
成人矯正
¥500,000~¥690,000
部分的な矯正
¥50,000~
舌側矯正
(歯の裏側の矯正)
¥成人矯正の約1.5倍(上顎だけ舌側矯正も可能です)

◎上記の料金は標準的な料金の目安です
症例の難易度や使用する装置の種類矯正する範囲
(どの程度の歯並び,仕上がりにするのか)によって
料金は異なりますので、相談時にお問い合わせください◎

 

矯正治療に伴う一般的なリスクについて

矯正治療は、装置をつけて歯を動かす治療ですので、
世界どこの国で矯正治療を受けても、一般的に以下のようなリスク
が伴います。

当院では日本矯正歯科学会の認定医が診療を行っておりますので、学会の
ガイドラインに基づき、患者様に適正な情報を提供しております。

このような適正な情報を提供していない、あるいは説明していない
医療機関での矯正治療は、注意が必要です!

 

  1. 歯の動き方は、人それぞれ違いますので、治療予想期間より
    早まったり、延長したりすることもあります。

  2. 矯正装置が口の中に入りますと、慣れるまでの間(数日~1週間
    くらい)違和感を感じたり、痛みを感じることがあります。
    当院では、装置が入る時には注意事項や対処方法をご説明いたします
    ので、ご安心ください。

  3. ワイヤー等取り外しができない装置を使用する場合は、歯みがき等
    口のケアを丁寧に行いませんと、虫歯や歯周病になりやすくなり
    ますので、注意しましょう。
    当院では、装置が入る時に、効率良く清掃できる口のケア用品や清掃方法
    について丁寧にご説明いたします。
    また、定期的な口の清掃も行っております。

  4. 歯を動かすことにより、歯の根が吸収して少し短くなったり、
    歯グキがやせたりすることがあります。
    当院では、可能性が高い症例の場合は、事前にご説明いたします。

  5. 動かした歯は、矯正装置を外して放っておくと、元の位置に
    戻ろうとする習性(後戻り)があります。
    その後戻りを防ぐための装置を「保定装置」と言います。
    当院では、矯正治療によって獲得した、綺麗な歯並びとかみ合わせの安定
    を長く維持できるように、保定装置を使用していただいております。